曽山 いづみ ソヤマ イヅミ

Izumi Soyama

心理学部 心理学科

助教

専門分野

臨床心理学、家族心理学

研究テーマ

離婚を経験した家族への心理支援

研究キーワード

離婚/家族/子ども/心理支援/心理教育/インタビュー/質的研究

研究の概要

家族は、多くの人にとってもっとも身近な人間関係です。家族関係は、パワーの源になることもあれば、逆に悩みや苦しみの原因となることもあります。家族だからこそ難しいということもたくさんあるでしょう。そのような身近な人間関係を少しでもいいものにするためにはどうしたらいいか、と考えながら研究や臨床実践を行ってきました。
その中で、離婚を経験する家族への心理支援というテーマに出会いました。離婚は、多くの場合強い葛藤や怒り、悲しみをはらむ出来事です。そして、夫婦間の問題であると同時に、子どもにも大きな影響を及ぼします。もちろん、離婚することが悪いわけではありません。離婚の際に親が子どものことを気にかけて適切に対応してくれることで、子どもは離婚後の生活に適応しやすくなるといわれています。親子それぞれが「離婚」という家族の変化、移行期をうまく乗り切っていけるように応援したい、と考え、研究や実践を行っています。具体的には、離婚を経験する親子に対する心理教育、FAIT(Families In Transition)プログラムの日本への導入と実践や、離婚を経験する親子への調査(インタビュー調査、質問紙調査)を行っています。現在は、地域における違いや、親の離婚を経験したきょうだいの関係、大学生に対する心理教育プログラムの実践などにも関心を持って、研究と実践を進めています。

著書・論文等

主な担当授業

家族心理学/心理学研究法/心理学実験演習Ⅰ

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