大淵 裕美 オオブチ ユミ
Yumi OHBUCHI
家政学部 家政学科
専任講師
専門分野
家族関係学、生活文化学、社会学、ジェンダー学
研究テーマ
妊婦と食の社会学的研究、生活文化における家族・ジェンダー・メディアに関する研究
研究キーワード
妊娠・出産、リプロダクション、食文化、余暇活動、メディア分析、セクシュアルマイノリティ、ニューカマー妊産婦
研究の概要
本学科の学術的支柱である家政学の分野では、家族関係学と生活文化学に該当する領域を専門としています。
また、社会学やジェンダー学の立場からも研究に従事しています。社会学とは、自分や世の中の「当たり前」を振り返り、個人と社会の「幸せ」について、複数の立場や視点から考え続ける学問です。
家族関係学・生活文化学・社会学・ジェンダー学の接点である具体的なテーマとしては、
人生の大きなライフイベントのひとつである「妊娠・出産」(リプロダクション)、
家政学の3大領域である「衣食住」の中でも「食文化」や「食行動」、
人々の3次的活動に関わる余暇活動やメディアなどです。
さらに、共生社会を考える上で土台となる、ジェンダー、性の多様性、内なるグローバル化なども研究をしています。
こうした研究蓄積を土台としながら、「よりよい暮らしについて考え・実践する力」を少しでも身に着けていただけるように、学生に寄り添いながら、教育してまいります。
著書・論文等
大淵裕美・雄崎那知、2022、「小説『女子的生活』にみるジェンダー表現ートランス女性・ミキのファッションを手がかりにー」『女子学研究』12:13-22.
大淵裕美、2016、「妊婦にとって〈嗜好品〉とは何か」『嗜好品文化研究』1:93-101.
大淵裕美、2013、「出産の医療化論再考――「妊婦中心の健診」と助産師教育・卒後研修にみる女性の抵抗の限界――」『ソシオロジ』57(3):73-89.
大淵裕美、2016、「妊婦にとって〈嗜好品〉とは何か」『嗜好品文化研究』1:93-101.
大淵裕美、2013、「出産の医療化論再考――「妊婦中心の健診」と助産師教育・卒後研修にみる女性の抵抗の限界――」『ソシオロジ』57(3):73-89.
主な担当授業
家族関係学、家庭福祉論、社会調査法、女性
シラバス
リンク
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