山田 一子 ヤマダ カズコ
Yamada Kazuko
心理学部 心理学科
准教授
専門分野
産業組織心理学,臨床心理学
研究テーマ
心理的環境や関係性が個人に及ぼす影響についての研究
研究キーワード
関係性/精神分析/産業組織心理学/臨床心理学/アセスメント
研究の概要
個人のメンタルヘルスや適応は、その人の気質やパーソナリティ傾向だけで決まるものではありません。個人を取り巻く環境が心理的環境として作用し、個人に影響を与えていると考えられます。個人については、自分のことをどのように考えて行動しているかという意識的な側面と、意識が難しい無意識的な側面から行動を考えることができます。さらに、個人と心理的環境との関連に着目すると、個人が自分を取り巻く世界をどのようにとらえているのか、どのような感情や思考を持っているのか、また、心理的環境とどのように付き合っているのかという視点を考えることに繋がります。私は、個人の特徴に加え、その人を取り巻く心理的環境との関係性も併せて検討しながら、個人のメンタルヘルスや適応を考え、支援や介入を行っていきたいと考えています。問題を抱えている個人のパーソナリティ傾向や意識的,無意識的な欲求をアセスメントすることに加え、例えば労働者と職場の他者や職場そのものとの関係や、子どもと親や家族との関係など、個人と集団との関係性についてもアセスメントを行い、より複層的な視点で個人の適応やメンタルヘルスを検討することで,的確なサポートに繋げていくことができると考えます。また、アセスメントした結果を具体的にどのように支援や介入に生かしていくとより効果的かという、実践的な方法論についても研究しています。
著書・論文等
スタンダード心理的アセスメント/第2章 顕在的なパーソナリティのアセスメント
ホワイトカラー労働者の職場に対する個人感情と精神的健康との関連
主な担当授業
心理学概論/産業カウンセリング/心理支援に関する理論と実践