田中 栄治 タナカ エイジ
Eiji TANAKA
家政学部 家政学科
教授
専門分野
建築計画学、建築・インテリア設計実務
研究テーマ
住宅における建築・庭園・工芸の連繫
研究キーワード
建築計画/建築意匠/住宅/建築/庭園/工芸
研究の概要
大正・昭和初期から戦後の住宅における建築・庭園・工芸の連繋、および建築・造園・工芸の3つの職能にたずさわる人々の連繋に関する研究を行っています。現在は、私が以前に勤めていた建築設計事務所の元代表で、日本庭園の研究・実測を行った建築家 西澤文隆の発表した論考を研究対象として、特に建築と庭園のかかわりについて文献研究をしています。
また、一級建築士・インテリアプランナー・1級造園施工管理技士などの資格をもって建築・インテリアの設計実務を行っており、一級建築士事務所の代表として住宅の設計や店舗のインテリアデザインに携わっています。
合わせて、兵庫県ヘリテージマネージャー(歴史文化遺産活用推進員)に登録して、歴史的建造物の保存・活用に関する活動も行っています。神戸は港町のイメージが強いですが、北区・西区には多くの茅葺き民家が残っており、NPO法人神戸茅葺きネットワークの会員として茅葺き民家の保全・活用の活動も行っています。
田中栄治ゼミでは、人間生活の基本となる住まいの建築、インテリア、庭園などの具体的な研究対象を設定し、文献・現地・聞き取りなどの調査を通して情報を収集し、分析・考察を行い研究成果としてまとめます。特に須磨周辺をフィールドとした「須磨の住まい研究(通称:すますま研究)」を学生たちと継続的に行いたいと考えています。
著書・論文等
「建築と庭園の結びつきにおける工芸の役割:昭和初期の西川友孝による著作を通して」『関西国際大学研究紀要』第23号,pp.129-144,2022-03
「日本庭園史研究における建築と庭園の結びつきの視点:森蘊による日本庭園通史を通して」『関西国際大学研究紀要』第22号,pp.71-88,2021-03
『昭和の作庭記 森蘊の業績と日本庭園史の作成』(共著)pp.75-92,綴水社 2020-03
主な担当授業
インテリアデザイン論/インテリアデザイン演習/空間デザイン演習/インテリアCAD入門
シラバス
リンク
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