坂元 敦子 サカモト アツコ
Atsuko Sakamoto
文学部 英語英米文学科
准教授
専門分野
アメリカ文学、アメリカ演劇
研究テーマ
テネシー・ウィリアムズと南部社会の関係、ウィリアムズと日本人作家
研究キーワード
テネシー・ウィリアムズ/欲望という名の電車/三島由紀夫
研究の概要
ウィリアムズは日本でもよく知られた作家であるので、作品に対する理解が定まって
いると思われることが多いが、作品ひとつひとつをあらためて精読すると、従来とは異なる新しい理解が必要になることを考察している。また、ウィリアムズ作品の中には広く知られていないものもあるため、そうした作品を紹介し、作品の特徴や他作品との共通項を論じた。ウィリアムズは三島由紀夫と交流があったことも知られており、ふたりの交流が作品にどのような影響を与えたかという点についても考察している。
現在、「英語圏文学」、「アメリカ文化研究」、「English for Careers」、「卒業論文セミナー」、「TOEIC演習」、「米文学特論」、「エアライン英語」などの科目を担当しています。研究者になる前は外資系の航空会社に勤務していたこともあり、「エアライン英語」ではエアライン志望者向けの授業をおこなっています。「English for Careers」では、エアラインやホテルなどツーリズム関連の仕事で必要になる英語表現を教えています。
著書・論文等
「OrientalとBarman テネシー・ウィリアムズの二つの作品に登場する二人の日本人」(『混沌と共存する比較文化研究』、2020/11)
「『男が死ぬ日』(The Day on Which a Man Dies)についての一考察 作品の評価をめぐって」(神戸女子大学文学部紀要、2020/3)
主な担当授業
英語圏文学、アメリカ文化研究、文化・文学・語学セミナー、卒業論文セミナ ー、 エアライン英語、English for Careers、TOEIC演習