秋山 学 アキヤマ マナブ
Manabu Akiyama
心理学部 心理学科
教授
専門分野
消費者心理学,社会心理学
研究テーマ
消費者の購買意思決定・価格判断,消費者被害の心理学的探求
研究キーワード
特殊詐欺/悪質商法/ポイント/価格判断/欺瞞/デフォルト/ナッジ/意思決定
研究の概要
消費者の意思決定過程における価格判断や商品の属性情報の探索・検討過程に関して心理実験を通して研究を進めてきた。近年は,消費者への利益還元策として多用されるリワードポイントを用いた決済にかかる心理過程の検討を心拍や皮膚電気反応などの生理心理指標を用いて検討したり,消費者の選択行動を誘導するナッジの代表的手法である「デフォルト」が設定された場合の商品選択過程の検討をアイトラッカーと呼ばれる視線追跡技法などを用いた検討にも取り組んでいる。また,特殊詐欺に代表される消費者被害を生み出す心理過程の説明にも取り組んでおり,その一貫として,欺瞞への気づきが薄い・あいまいな利己的行動の生起過程の検討も共同研究者ともに取り組んでいる。
著書・論文等
秋山 学 (2018). 第2章 本当にお買い得?:価格と支払いの心理学 山田 一成・池内 裕美 (編) 消費者心理学 (pp. 19–35) 勁草書房 (分担執筆)
秋山 学 (2018) . デフォルトを用いた選択を考える 心理学ワールド, 83, 13-16.
主な担当授業
消費者心理学/社会・集団心理学
シラバス
リンク
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