大西 雅裕 オオニシ マサヒロ

Masahiro Ohnishi

文学部 教育学科

教授

専門分野

社会福祉学 子ども家庭福祉 ソーシャルワーク ソーシャルワーク演習 ひとり親家庭福祉 社会的養護(レジデンシャルワーク) 

研究テーマ

ソーシャルワーク演習

研究キーワード

ソーシャルワーク/演習/ソーシャルワーカー/ワーク/アクティビティ 

研究の概要

従来、子ども家庭福祉分野の専門職として保育士資格があるが、幼保一元化の流れの中で、幼保連携型認定こども園が設立され、「保育教諭」という保育士資格と幼稚園教諭免許の両方を取得した免許・資格名称が誕生した。そして現在各養成施設では、より充実した免許資格となるべくカリキュラム変更等が行われている。しかし、保育士として子どもの最善の利益を尊重する上で、子どもの生命の維持、生活の充実が必須事項である。また児童福祉法において、「保育士とは、第十八条の十八第一項の登録を受け、保育士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもつて、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行うことを業とする者をいう。」として、①児童の保育、②保護者に対する保育に関する指導、として位置づけられている。
この②保護者に対する保育に関する指導に関してはソーシャルワークの専門性が必須である。そして個別的な援助ではなく、子どもや保護者の生活基盤である家庭、それを取り巻く環境としての地域社会、様々なサービス提供システムの構築をしている市町村を中心とした地方自治体でのアドミニストレーション及びマネジメントをも包含した専門的知識とより連関した地域に存在する他分野の専門職とのネットワーク等々の専門性が不可欠であると考える。
その観点から「社会福祉の一部として保育」という認識に還り、ソーシャルワークの専門性を備えた、あるいはソーシャルワークの専門性に対する正確な理解をもった人材の養成が求められていると考える。
本研究では、保育士を中心とする子ども家庭福祉分野の専門職養成において、ソーシャルワークの原理や価値、視点や実践を学ぶためのコアとなるような、教育プログラムの開発を目指し、講義に中心の内容ではなく、ワーク、アクティビティ等の演習を組み合わせた授業展開システムの構築を図る。このことによってより高度な専門的知識と子ども家庭福祉の専門職として保育士の資質向上に関むけた研究を進める。
 

著書・論文等

主な担当授業

社会福祉/子育て支援/社会的養護Ⅰ/社会的養護Ⅱ 

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