田中 美紀子 タナカ ミキコ
Mikiko Tanaka
文学部 教育学科
教授
専門分野
哲学・倫理学
研究テーマ
ヨーロッパ啓蒙思想、カント哲学
研究キーワード
批判哲学/道徳哲学/道徳神学/自然哲学/カント/Opus postumum
研究の概要
18世紀の西洋哲学を中心に、世界・人間・神の関係性を考察している。思惟する人間が、いかに自己の存在を受け止め、内面を洞察するのか、さらに外の世界の事象へ目を向けて、いかに世界を感じ認識するのか、そしてその過程で人間は神といかに向き合っていくのかという問題に関心を持って研究している。特に現在は、まだ研究の進んでいないカントの未発表草稿群を日本語へ翻訳しながら、彼の晩年の思想を体系的に捉えようとしている。
著書・論文等
Kants Kritik der Urteilskraft und das Opus postumum: Probleme der Deduktion und ihre Folgen, Marburg, 2007.(博士論文)
内的法義務としての honeste viveとhonestas iuridica. Nature and Freedom/Natur und Freiheit/Naure et Liberté. Proceedings of the XII. International Kant Congress. 2018. Band 3. 2443-2451
内田 浩明, 田中 美紀子. カント『オプス・ポストゥムム』、第十束、第十九紙葉、一頁 - 四頁(AA XXII 409.11-421.30). 神戸女子大学文学部紀要. 2019. 52. 143-157.
主な担当授業
道徳教育の理論と指導法/倫理学概論/人権教育/教育学演習
シラバス
リンク
取材・講演のご依頼・お問い合わせ
神戸女子大学・神戸女子短期大学 入試広報部
- 電話 :
- 078-737-2329
- メール :
- info@kobe-wu.ac.jp