矢野 真理 ヤノ マリ

Mari Yano

短期大学 幼児教育学科

講師

専門分野

子ども学、保育学、健康スポーツ科学

研究テーマ

親子の身体活動

研究キーワード

運動・遊び/健康教育/世代間交流

研究の概要

幼少期の子どもにとって、運動する機会の有無や体を動かすことの嗜好は、養育者の嗜好や意識に影響される傾向があることが報告されている(鈴木ら2008)。保護者が運動やスポーツが好きでそれらに対して理解があることと、保護者が運動に親しむ習慣があることなどによって子どもも運動が好きになり、体を動かしてよく遊ぶということが知られている。保護者が意識して子どもと遊びを中心とした身体活動を楽しむことができる機会を作り、継続していくことで、子どもたちは体を動かして遊ぶことが好きになると考えられる。子育て意欲は増加しているが、子育て時間が少ないとされる(ベネッセ教育総合研究所2016)父親においてもオンラインを利用した身体活動プログラムであれば、いつでも視聴が可能であり、子どもと一緒に身体活動を楽しみ、子育て時間の増加が期待できる。その一方で、保護者の身体活動の体験不足からくる危機感がある。危険を伴う活動には、細かな指示や丁寧な説明が必要であり、このことは子どもの健康を考えるために必要になってきている。オンラインであればこれらを繰り返し確認することができると考える。
そこで今後の研究として、現在の子どもの家庭での遊び、保護者の養育行動の状況を調査により明らかにする。得られた結果をもとにオンラインを利用した自宅でできる親子の身体活動プログラムの開発を行う。次に、このプログラムの実施が子どもの発育発達や遊び、父親の養育行動など両者の心身の健康度や親子関係づくりに及ぼす影響について明らかにしたいと考えている。

著書・論文等

主な担当授業

体育実技/体育講義/保育内容の指導法C

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