佐々木 勝一 ササキ ショウイチ
Shouichi Sasaki
健康福祉学部 社会福祉学科
教授
専門分野
社会福祉施設論、社会福祉法政論
研究テーマ
今後の社会福祉施設の展望、社会福祉法政に関わる検討と分析
研究キーワード
社会福祉施設の存在意義/社会福祉事業推進の公平性とチェック機能の妥当性/公的監査指導/社会福祉施設職員
研究の概要
わが国の社会福祉は従前より施設主体で構築されている。1990年代以降、障害者福祉においては「ノーマライゼーション」「地域移行」が進められているが、知的障害者や精神障害者の生活の場が施設、病院から「住み慣れた地域」が保障されることはまだ困難な状況である。併せて、社会福祉サービスを提供する事業者においては、社会福祉基礎構造改革以降、多様な事業者が参入し増大化したが、同時に求められる利用者の権利や勤務する職員の労働条件は軽視されている。結果として、社会福祉施設での勤務を希望する人が減少している。このような法制度の不備による現状を検証し、改善を訴えている。
著書・論文等
『障害者施設研究 序説』学文社 2008
『身近に考える人権-人権と私たち』 ミネルヴァ書房 2022
主な担当授業
福祉と人権/福祉サービスの組織と経営/貧困に対する支援/社会福祉・社会活動論
シラバス
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