齋藤 瑞穂 サイトウ ミズホ
Mizuho Saitoh
文学部 史学科
准教授
専門分野
先史考古学
研究テーマ
列島弥生時代史,前近代災害復興史(防災・減災考古学)
研究キーワード
先史時代/弥生時代・弥生文化/続縄文文化/半島無文土器文化/発掘調査/土器型式/中世石塔・石造物/歴史地震津波/パブリック・アーケオロジー/文化財レスキュー
研究の概要
多様な社会が相互に刺激しあい,かつ,東アジア世界に参入していった弥生時代に関心がある。特に,この時代に作られた土器の観察を基盤に据え,土器を作った人々がどのような社会に生きたのか,その社会がどのように変わったかを考えてきた。複雑化していく社会の実態を精確に把握し,その一つ一つの変化を生んだファクターの特定・絞り込みを進めている。
2011年の東日本大震災で郷里の東北地方が被災して以降は,前近代の大規模災害についても研究を進めてきた。自然現象としての地震や津波でなく,それらが引き起こした災害という社会現象を考古データから追究している。 そうして復興への経過をも射程に入れ、成果をダイレクトに還元する「防災・減災考古学」の体系化をめざしている。
著書・論文等
『弥生土器型式細別論』(2018)
「佐渡・岩屋山洞窟の宝篋印塔と中世の北東日本海物流 」『新潟史学』65 (2011)
主な担当授業
日本考古学/日本考古学特殊講義/日本考古学資料研究/博物館実習
シラバス
リンク
取材・講演のご依頼・お問い合わせ
神戸女子大学・神戸女子短期大学 入試広報部
- 電話 :
- 078-737-2329
- メール :
- info@kobe-wu.ac.jp