
赤桐 里美 アカギリ サトミ
Satomi Akagiri
短期大学 食物栄養学科
准教授
専門分野
栄養生理学、解剖生理学
研究テーマ
塩味増強作用を有する食品・食事の探索
研究キーワード
減塩/ストレス/味覚/生活習慣病
研究の概要
食塩は生命維持に必要な物質であるが、現代ではその過剰摂取が健康を脅かしており、特に日本人の食塩摂取量は世界的にも多いことが問題になっている。
減塩は長年の課題であり、『日本人の食事摂取基準』においても改正毎に目標量を下げているものの、これを達成するには多様な工夫とストレスが伴う。
そこで、味覚そのものへアプローチすることで無理や我慢を要さずに減塩する方法を探索している。
すでに塩味を増強するスパイス等もいくつか見つかってきており、そのメカニズムも解明されつつある。
これらの研究成果を実用化する方法も含め、探索を続けている。
著書・論文等
著書:テーラーメイド個人対応栄養学
著書:Dietary Modulation of Cell Signaling Pathways
論文:塩味感受性に及ぼす玄米食の影響
主な担当授業
基礎栄養学/生化学実験/食品学実験/解剖生理学実習