栗田 聡子 クリタ サトコ
Satoko Kurita
心理学部 心理学科
教授
専門分野
メディア心理学
研究テーマ
仮想現実においてのPresence(自己存在感)/習慣的なゲーム経験の認知・情動的影響
研究キーワード
メディア心理学・仮想現実・Presence・習慣的ゲーム経験・感情認知・注意・生理心理学・事象関連脳電位(ERP)
研究の概要
米国の大学院でメディアと(生理)心理学を学びました。修士課程からVirtual RealityにおけるPresence(or being there:自己存在感)という感覚と個人差に興味を持っています。現在は,科研からの助成で「習慣的な暴力的ゲーム経験が感情認知とプレゼンスに及ぼす影響:心理生理学的検証 」というテーマの研究に代表研究者として取り組んでいます(関西学院大学との共同研究)。FacebookがMetaに変わり,メディア技術が急速に発展していく中で,人の心や社会がどのような影響を受けていくのか。メディア・AI・人間が相互に影響し合うこの世界で,メディア心理学が扱うべきテーマは今後さらに増えていくと思います。
著書・論文等
栗田聡子・福島宏器 (2018). 暴力的ゲームにおける生理心理学的影響 堀忠雄・尾崎久記(監),室橋春光・苧阪満里子(編) 生理心理学と精神生理学 第Ⅲ巻 (第16章,pp. 183-193) 北大路書房
Kurita,S., Fuseda. K., & Katayama, J. (2020). Chronic exposure to violent games increases attention and the sense of presence toward violent scenes: measuring ERPs elicited by electrical probes while watching emotionally varied films. Journal of Psychophysiology 57, supplement 1.
Lang, A., Kurita, S., Rubenking, B. R., & Potter, R. F. (2011). MiniMAM: Validating a short version of the Motivation Activation Measure. Communication Methods and Measures, 5, 146-162. Communication Methods and Measures.
主な担当授業
メディア心理Ⅰ/メディア心理Ⅱ/メディア倫理
シラバス
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