西出 良郎 ニシデ ヨシオ
Yoshio Nishide
文学部 英語英米文学科
教授
専門分野
英文学
研究テーマ
イギリス演劇研究
研究キーワード
シェイクスピア/18世紀編集者
研究の概要
シェイクスピアの死後、200年経過した18世紀英国では、名俳優デイヴィド・ギャリックが巻き起こしたシェイクスピア崇拝の文化現象が起こる一方、サミュエル・ジョンソン、ジョージ・スティーヴンズ、エドモンド・マローンら優れた編集者により、啓蒙主義の影響のもと、テクストの修復が行われ、今日のシェイクスピア研究の基盤となった。編集者たちは文人間のネットワークを利用しながらデータ収集し、その過程でテクスト編集法も刷新していったが、200年前の英語、語句、引用、比喩、言及などにかんする情報はどのように収集され、注釈に織り込まれていったのか。こうした問題を中心に18世紀のテクスト編集、注釈上の論争を研究している。
著書・論文等
18世紀後半のシェイクスピア編集クラブ
言葉という謎―英米文学・文化のアポリア(共著)
主な担当授業
英文学史/英米文学作品研究/基礎セミナー
シラバス
リンク
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