
小笠原 慶彰 オガサワラ ヨシアキ
Yoshiaki Oagasawara
健康福祉学部 社会福祉学科
教授
専門分野
社会福祉史
研究テーマ
近・現代の日本における社会福祉の歴史的変遷
研究キーワード
社会事業/救護法/社会事業主事/セツルメント/被占領期/六法的福祉体制/措置制度
研究の概要
・近代以降の社会福祉の歴史は、慈善救済、感化救済、社会事業を経て、現代的な社会福祉の体系へと展開してきた。それらの過程で、特定の人物の果たした役割が小さくない。その中でも埋もれた人物について明らかにし、その果たした役割について研究する。
・現代の社会福祉ができあがってくる過程で、何が問題になり、どういう解決が望ましいと考えられ、どういう政策や実践が現実化できたのか。具体的な社会福祉サービスの実像に内包される歴史的経緯を探り、その意味を考えていく。
著書・論文等
「『社会事業職員制』の検討‐昭和戦前期社会事業行政職員の実状」『社会福祉学』60(4).2020.
「1910年代の大阪における仏教慈善事業の実態‐大阪四恩報答会の場合」『日本の地域福祉』29.2016.
『林市藏の研究-方面委員制度との関わりを中心として』関西学院大学出版会.2013
主な担当授業
社会福祉の原理と政策/地域福祉と包括的支援体制