安原 順子 ヤスハラ ジュンコ

Junko Yasuhara

文学部 日本語日本文学科

教授

専門分野

日本語・日本語教育

研究テーマ

学習者オートノミーを育てる海外の大学との双方向学習プログラムの研究

研究キーワード

ICT/eポートフォリオ/reflective journal/双方向授業/reflective journal/学習者オートノミー

研究の概要

専門は、日本語・日本語教育です。①外国人に日本語を教えること、②日本語を外国人に教える日本語教師を目指す学生に「日本語教授法」や「教えるために必要な知識」について教えています。大学では日本語日本文学科の所属で、「日本語教員養成講座」を担当しています。
現在は、主に海外の大学との双方向授業を使い、ICTを使用した日本語教員養成プログラムの構築を中心に研究しています。 研究の目的は、日本語教員養成と日本語学習に資するオンライン上の双方向授業においてeポートフォリオ等を活用し、学生が自律的に学習する学習者オートノミーを育てる授業プログラムを構築することにあります。reflective journal(学習ダイアリー)を使用する双方向授業を生かし、海外の大学との間で日本語教員養成と日本語学習に資する双方向授業を実施し、eポートフォリオに学生が提出したreflective journalや日本語実習教案を質的に分析することで、日本語教員志望者に有効な知識を育てるプログラムについて研究しています。日本語教育・日本語学習において、学習者を主体にしたICT学習プログラムについての研究は、今後もアクティブ・ラーニング、遠隔授業の一形態として大いに期待される研究分野です。この研究は以下のような特徴を持っています。
① ICT利用の双方向授業を活用し、学習モデルを構築している点。 
②reflective journalの使用とそのeポートフォリオ化により、学生自身の「学びの気づき」と「学習者オートノミーの構築」を重視している点。
神戸女子大学とニュージーランドのオークランド工科大学(以下AUTと略す)間で、AUTonline(AUTが管理するe-learningシステム)を使用した双方向授業を行い、研究対象となる授業と連携教育を、3年間を一つのまとめとして実施し、3年目を研究完成年度としています。1年間に2種類の授業を行い、授業を通した日本語指導者の育成方法とreflective journalを質的に分析した結果から学習の有効性を検証します。reflective journalをeポートフォリオの一部として活用し、質的に分析します。また、eポートフォリオの内容をチェックし、必要な助言を与えることで、より効果的に日本語教員を育成する方法論を明らかにします。

著書・論文等

主な担当授業

日本語(留学生)/日本語教育特講Ⅰ、Ⅱ/日本語日本文学演習Ⅱ/卒業論文

シラバス

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