関 周一 セキ シュウイチ

SEKI SHUICHI

史学科

教授

専門分野

日本中世史、海域アジア史

研究テーマ

東アジア海域交流史

研究キーワード

倭人/倭寇/唐人/被虜人/漂流人/唐物/鉄砲/対馬/三浦/日本観察

研究の概要

 東アジア海域を構成している地域に即して、交流の諸相を考察している。博多・対馬や朝鮮半島の三浦のような交流の中核を担う地域と、これらの中核と密接な関係を有する、壱岐・五島列島や山陰地域、南九州を対象とする。近年は、国立歴史民俗博物館を中心とする科学研究費プロジェクトに加わり、琉球にも視野を広げている。こうした地域において活動する海民や倭寇などを考察し、彼らを支配下におこうとする国家(朝鮮王朝・室町幕府)や地域権力(対馬の宗氏ら)との関係を論じている。交流の要素として、人・物・技術・情報に注目している。具体的には倭寇・唐人や漂流人、高級舶来品である唐物(からもの)、鉄砲生産技術、朝鮮人の日本観察などを研究してきた。海域交流を背景にした中世日本の外交について、その特質の分析を進めている。 

著書・論文等

主な担当授業

(学部)歴史Ⅰ/日本史特殊講義Ⅲ/日本古文書学ⅠⅡ/史学演習ⅠⅡⅢⅣ (大学院)日本史学特論Ⅱ/日本史学演習Ⅱ

シラバス

リンク

トップページ

取材・講演のご依頼・お問い合わせ

神戸女子大学・神戸女子短期大学 入試広報部

電話 :
078-737-2329
メール :
info@kobe-wu.ac.jp